月の窓

想いを綴ります。

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2012-11-05 [ Mon ]
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ミルクが亡くなってから1年が過ぎました。

早かったような遅かったような・・・

少しずつですが泣くことは減ってきて
「ごめんね」
という気持ちから
「ありがとう」
という気持ちにやっとなってきました。

少し冷静になれたので
ミルクの事を振り返って書こうと思います。



・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・



ミルクとの出会いは春。

その当時、おじいちゃん犬だった「ムク」という子と
お散歩に行ってた時のこと。

田圃の脇道を歩いていると
「ピーピー」という声が・・・

見ると、子猫が用水路に落ちてるっっ!Σ(=д=ノ)ノ

その田圃を耕運機で耕していた人も子猫の存在に気づいて
耕運機から降りて子猫を用水路から出してあげると

「捨てられちゃったね~。きっと拾われたらこの猫も幸せだろうね~。」

そう言いながら私に子猫を渡してきた。

最初は戸惑ったけど

「わかりました・・・」

そう言って自分の着ていたパーカーに子猫を包むと
ダッシュで家に!


すぐにお風呂に入れて洗ってあげると
真っ白な身体にちょこっとだけ三毛模様が出てきた。


すぐに「ミルク」と名付けて一緒に暮らし始めた。


一緒に暮らしてから数年、元気に育っていたミルクが
ある時いきなりご飯を食べなくなって
トイレに行かなくなった。

すぐに病院に連れて行ったら

「膀胱炎でしょう」

との事。

その時に出されたお薬を飲んで様子を見ていたが
まったく治る気配がない・・・

「これは病院を変えないと!」

そう思って違う病院に行ったら
即入院・即手術に・・・


ミルクには先天性の病気があった事。
腎臓・子宮・尿道がおかしい事。
そんな事を先生から説明を受けたけど
まったく頭にはいらない・・・

とても珍しい病気らしく
ここの病院ではなく大学病院に連れて行って
6人の先生でオペをやる事に決まった。

3度の手術を受け
夜中の1時に先生から

「オペが成功しましたよ。」

と電話があった時は大泣きした。

約1か月、ミルクは入院していた。


退院する時に先生が

「これだけの病気をしたんだから長生きできないかもしれない・・・
 なるべく甘やかしてあげてください。」

そう言われてから10年以上・・・

ミルクは元気に毎日を過ごしてくれた。


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元気いっぱいに遊んで
元気いっぱいにご飯を食べて
いっぱい甘えて可愛くて可愛くて・・・

そんな元気だったミルクが
食欲が落ち始めたのが2011年の9月に入ってから。


毎年、夏バテで食べれなくなる事があったから
今年もそうかな~?なんて思っていた。
去年は残暑が厳しかったし。

今まで「カリカリ」をあげていたんだけど
食欲がないので「ウエット」に切り替えたら
また食べ始めたので安心してしまった。

でも10月に入って少ししてから
また食欲が落ち始め、変な咳をし始めて・・・

最初は
「むせたのかな?」
なんて思っていたけど
咳が2~3日続いたので

「これは病院に行かなくては!」

そう思い「10月11日」朝一で病院に連れて行った。


病院に連れて行き、すぐに検査開始。

検査の結果、血液検査には問題がないけれど
心臓が引っかかった。

「心臓肥大」

食欲がなくなったり、咳が出始めたのは
「心臓肥大」が原因…と言われた。

老猫の症状の一つらしい。

また、いつ心不全を起こすか?わからないから
少しずつ覚悟をしてくれ・・・と言われた。

次から次へと出てくる先生の言葉に
頭が真っ白になってしまい、思わず

「先生、私・・・これからどうすればいいんですか?」

と聞いたところ

「心臓肥大を抑える薬がありますので
 それを飲ませましょう。」

と言われ、この日から投薬治療となった。

ご飯は何を食べさせてもいいとのこと。


家に帰ってきてから
病院に行った疲れのせいか?
ミルクはグッタリとしていた。

そんなミルクの姿を見て
泣きながら撫でる事しか出来なかった・・・

押し寄せてくるのは後悔ばかり・・・


何で早く気付かなかったんだ?
もっと注意してればこんな事に・・・
老猫なんだから私が気付いてやらなくちゃいけないのに・・・


もっと可愛がってあげれば良かった。
どうしてこの子を置いて撮影なんか行っちゃったんだろう。
遊びに行ったりしちゃったんだろう・・・

本当にごめんね。ごめんね・・・


そんな事ばかり思って泣いていたけど
ネットで色々と調べていくうちに
病気を抱えながらも28歳まで生きた猫ちゃんの記事を発見!!

「先生は肥大の進みを抑えてくれる薬も出してくれたし
 それさえ気を付けてれば大丈夫!!一緒に頑張ろう!!」

そう気持ちを入れ替えた。

私は心臓肥大を抑える薬さえ飲めば
ミルクは大丈夫だと思っていた。

きっと来年も再来年も
ずっとずっと一緒だと思っていた・・・


・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・


10月11日~17日。

病院に行ってから1週間。

薬のせいか、ミルクの咳も止まり
食欲もバッチリになってきた。

猫缶を開ける時の
「パキュッ!」
って音がすると
「早くご飯ちょうだいよぉぉー!!」
という感じで大騒ぎする。

とっても可愛い。

薬を飲ませる時は大変だけど
嫌われちゃったかな~…なんて落ち込む時もあったけど
(嫌いな薬を飲ませるから)
でも薬を飲むとき以外は喉をゴロゴロ鳴らして
私の傍にピッタリとくっついてきて

「きっとこんな感じの日がこれからも続くんだろうな~・・・」

なんて思っていた。


10月18日。

この日は病院。
ミルクを連れて病院に行く。

診察した後、先生に言われた事。

心臓肥大は確実に進んでいる。
絶対に治らない。
今後、薬が増えていくことはあるけど減る事はない。
最後は治療出来ない状態になる。

と言われた・・・

薬を渡されて帰ってきたけど
薬が減っていたので

「んんん??? 何で??」

なんで薬が減ったのかはわからないけど
先生「減る事はない」って言ったのに・・・

でも、家に帰ってからも
ミルクの食欲が落ちる事はなく
ガンガンに食べまくっていたので
「薬の効果なんだろうな」
と思っていた。


10月23日。

夜、ミルクがトイレに行った後、いきなり吐いた。
こんな事は初めてだったのでビックリした。

その後は、全く食べなくなって
水も飲まなくなってしまった・・・

鳴く仕草はするんだけど声が出なくなった・・・

いきなり具合が悪くなるなんて・・・

猫が言葉を話せたら、どんなにいい事か・・・


この日は日曜だったので病院がお休み。


月曜になったら朝一で病院に行こうと思って
なかなか眠れなかった。


10月24日。

病院に行く前に、また吐いた。
朝一で病院に連れて行く。

昨日吐いた事や、鳴けなくなったことなど話した。

先生からは

「もう歳だしね~。あと1週間もつか、もたないか? だね。」

と言われ、最後に

「じゃあ、頑張って!!」

と笑顔でミルクを渡された。


頑張ってって・・・
これからどうやって頑張っていけばいいの?

自然にまかせるの?
何処まで手を出せばいいの?

笑顔で頑張ってって言われても・・・

私なりの解釈だけど

「もう『医者→飼い主』にバトンタッチですよ。」

って事なんだろうと思う。

それは当たり前の事なんだけど

どう頑張ればいいのか?
ミルクに対してどうすればいいのか?

全くわからずに途方に暮れてしまった・・・

泣くことしか出来なかった・・・


家に帰ってから、ミルクは少しだけご飯を食べた。

ご飯を食べているミルクを見ながら

「あと1週間・1週間・・・」

そんな言葉が頭の中をグルグルしていた。

この子があと1週間でいなくなっちゃうなんて・・・

この子がいなくなっちゃったら
私は・・・
私はどうなっちゃうんだろう・・・

19年近く一緒にいて
一緒にいるのが当たり前だったのに
今までいるのが当たり前だったのに
いなくなっちゃったら・・・

19年という年月は、とても長い。
ミルクはもう猫とかペットとかじゃなく
私の「子供」なのだ。

赤ちゃんから高校卒業するまで育てた
私の大切な娘。

私が毎日、ご飯やお水をあげて
毎日ブラッシングをして
毎日話しかけて、ヨシヨシして
大切に大切に育ててきた大切な娘。

ミルクは私以外の家族には全く懐いていない。

特に父と弟が大嫌いで
どちらかが触ろうとすると、シャーシャー言って怒るくらい。

でも私の前だけでは、お腹を見せて甘えて
ゴロゴロ・スリスリしてくる可愛い娘。

ミルクはお外が大嫌いで
でも私に抱っこされてお外に出るのは大好きで
私が仕事に行く前や仕事が終わった後
ミルクを抱っこして、お庭やベランダに出たりしていた。

赤ちゃんのようにオシリをトントンしながら

「車が通ったね~。」
「お月様が綺麗だね~。」
「今日はウグイスが鳴いてるね~」

なんて言いながら抱っこしてた。

ミルクが機嫌が悪かったり
眠そうにしている時には子守唄を歌った。

「ペット百科」という番組で流れている音楽に
私が勝手に作詞したものを歌っていた。

歌いながら頭を撫でたり
背中をトントンしながら歌っていた。

愛おしくて可愛い私の娘。

可愛い娘は私をいっぱい支えてくれた。

大好きだった人や愛してた人が病気で亡くなった時も
私の傍にずっといてくれた。

この子がいなくなるなら、いっその事・・・

そんな事まで考えていた。

もう絶望感しかなかった。

泣いて泣いて泣いて・・・

この日から私自身が食べる事が出来なくなった。

でも、友達から

「医者はエスパーじゃないんだから
 全てが当たるとは限らない。 
 ミルクさんの生命力を信じて!!」

そう言われて、ハッとした。

まだミルクは生きているんだ!
きっと何か道はあるはず!

それにミルクの目を見ると凄く力がある。
きっとミルクも生きたいと思ってる!!

ネットで検索しまくって
違う病院に連れて行くことにした。

その病院の先生は、とても穏やかで優しい先生だった。

先生にはとても失礼なのかもしれないけど
今まで違う病院に通っていた事や
どんな検査をしたかを説明した。

先生は私の話を真剣に聞いてくれて
そのあとミルクを検査する事になった。

検査の結果、心臓肥大はもちろん
何と胸水が発見された。

胸水があったなんて・・・

しかも胸水はあるのに脱水症状まで起こしているらしい・・・

もうショックで、思わずその場で泣いてしまった。

先生はボードに絵をかいてくれて
今の状態を細かく説明してくれて
今後の治療について説明してくれた。

私は

「この先生なら大丈夫。
 この先生についていこう。」

そう思い

「先生が「もうダメです。」って言うまで治療をしたいです。」

と伝えた。

先生も

「この子の目には力があるからね。
 では一緒に頑張りましょう」

と言ってくれた。

先生がミルクの目を見てくれた事が
凄く嬉しかった。

シリンジで水を飲ませる事を教えてくれた。
薬を嫌がる時の飲ませ方まで教えてくれた。
薬は肥大を抑える薬と胸水を取る薬を貰った。

家に帰ってから先生の教わった通りに飲ませたら成功!!
しかもご飯も少し食べてくれた!!

ご飯を食べてくれた事が、こんなに嬉しいなんて・・・

私も泣きながらミルクの傍でご飯を食べた。
久しぶりのご飯は、胸が詰まって
どんな味かわからなくなるくらい泣きながら食べた。


でも数日後・・・
ミルクはだんだんと動けなくなってしまった。
時々動いては、その場でへたり込むようになった。

病院に行って、先生とたくさん話しこんできた。

先生の家も19歳の猫ちゃんがいたけど
今年の夏に亡くなってしまった事。

その猫ちゃんとどうやって向き合ってきたか?
その猫ちゃんの最後の事など
先生は色々と話してくれた。


ミルクが動けなくなってきてから
私は色々と悩んでいた。

ミルクを病院に連れて行ったり
嫌な薬を飲ませる事は飼い主のエゴではないのか?

ミルクは治療なんか望んでいないのではないのか?

ミルクの幸せは何処にあるのか?
ミルクが望んでいる事は何なのか?

泣きながら先生に話したら
先生も凄く悩んだらしい。

でも、話し合いながら治療を続けていくことになり

「とにかく栄養をつけさせましょう。」

という事で高カロリーな猫缶を出してくれた。

私はこの日から仕事を休んだ。

ご飯をシリンジであげるので
食べやすいようにレンジで10秒温めてから
30分ぐらいかけて、ご飯を食べさせた。

シリンジはちょっと嫌がるので
食べた後は、めちゃくちゃ褒めまくって
いつものチューをした。

トイレは数時間おきに抱っこして連れてって
トイレにミルクを置いて3分ぐらい待って
しなかったら、また部屋に連れてって
トイレをしたら

「偉いねー!ミルクちゃん偉いねー!!」

と褒めて、またチューをした。

私が眠い時は、ミルクがいつ出ていってもわかるように
ミルクの手を握ったり腕枕してウトウトとしていた。

布団から出て廊下でへたり込んだりしたら可哀想だから。

ベッドに寝ると熟睡しちゃいそうなので
下に布団を敷いて、ミルクと一緒に横になっていた。

寝返りも上手く出来なくなってしまったので
1時間おきぐらいに向きを変えた。

この頃、私の1日の睡眠時間が1時間だった。


寝るのが怖かった。


もし寝ている間にミルクが・・・

そんな事を考えると寝るのが凄く怖かった。

ご飯も食べなくなっていった。

ミルクがシリンジで食べているのに
私がご飯をお箸で口まで持っていって
食べるのはダメなんじゃないか?
そう思って、水分しかとらなかった。

こんな状態が1週間近く続いた。


11月4日。

夜、ミルクにシリンジで餌をあげた後
用事があって少し外に出て玄関を開けたら
ミルクが玄関まで私をお迎えにきていた。

ビックリした。

もうほとんど動けない状態なのに
玄関まで迎えに来るなんて・・・

しかも外に出たがったので
抱っこをして出たら、イヤイヤをしたので
リードをつけて、そっと下に降ろした。

ミルクは元気よく歩き出した。

「え?ミルクちゃん、どうしたの?」

と声をかけちゃうくらい元気よく歩き出して
暫くして座った。

その日は寒かったので、抱き上げて家に入ると
またイヤイヤをし始めたので家の中で降ろすと
自力で私の部屋の扉の前まで歩き
そして自力で布団の中に入った。

「ミルクちゃん凄いねー!!どうしたんですかー?」

と声をかけながら撫でていたけど
凄く不安な気持ちになった・・・


11月5日。


朝、布団の中で一緒にウトウトして
ミルクが布団から出ようと歩き出して
パタンと倒れた。

慌ててミルクを起こすと
軽い痙攣のようなものを起こしていたので
慌てて病院に連れて行った。

先生がミルクを診察した後

「朝の痙攣は心臓の発作が起きたんだと思います・・・
 たぶん今日が山だと思います・・・
 覚悟を決めて、最後まで一緒にいてあげてください。

 それがミルクちゃんの幸せですから・・・」

そう言われた。

私はその場で泣き崩れてしまったが
先生は

「泣いてください・・・」

と言ってくれた。

泣いた後、今まで一緒に頑張ってくれた先生に
深くお辞儀をして病院を出た。

家に帰ってきて、ミルクの大好きな布団の上に寝かせて

「何も心配ないよ~。ママが傍にいるからね~。」

と言ってミルクの身体を撫でたり
向きを変えたりしていた。

22時30分ぐらいまでは何も変わらなかった。

いつも通りに過ごして
少しだけ一緒に寝れた。

時々、ミルクのにくきゅうの所に私の指を当てると
爪を軽く出して、私の指を握るようにキュッとしてくる。

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この可愛いにくきゅうも冷たくなっちゃうのかな・・・

そんな事を思ったら、凄く悲しくなってきて
涙がポロポロと零れた。

22時35分辺りから、ミルクの呼吸が苦しそうになってきた。

私は身体を撫でながら

「ミルクちゃん、ミルクちゃん・・・」

とミルクの名前を呼ぶことしか出来なかった。

ミルクの呼吸はどんどん苦しそうになり
足をバタバタとさせてきた。

私はいつも行く神社のお札に向かって

「もうこの子を苦しめないでください!楽にしてあげてください!!」

と泣きながら叫んだ。

数分後、ミルクが私の方に顔を向けて
両前足で私の手をギュッとして
私の目をしっかりと見て
声にはなっていないけど

「にゃー・・・」

という感じで口を開けた。

私はミルクを抱えて

「ミルクちゃん!!もういいよ!!
 ありがとうね!
 ありがとうね!!
 ママの傍にいてくれて本当にありがとうね!!」

そう泣きながら叫んでたと思う。

その後5~6回、大きく呼吸をしたかと思ったら
ゆっくりと頭が下がっていった。

23時9分。

ミルクの18歳6ヶ月が終わった・・・


私は今まで泣いたことのないような声で泣いたと思う。

ミルクを抱えて号泣した。



その後

「・・・ミルクちゃんを綺麗にしなくちゃね・・・」

そう思って、タオルをお湯で絞ってきて
ゆっくりとミルクの身体を拭いてあげた。

「ミルクちゃん、苦しかったね。大変だったね。
 でももう大丈夫だよ。もう苦しくないよ。」

そんな事を言いながら、涙をボタボタ零しながら
全身を丁寧に丁寧に拭いた。

そしてダンボールの中にミルクが使っていた毛布を敷いて
ミルクをその上に寝かせて
ミルクが寒くないよう、私が使っていた膝掛をかけた。

ミルクは今にも起きそうな感じで
とても穏やかな顔をしていた。

子猫の時のような穏やかな顔だった。

ネットで調べて
「個別火葬」をしてくれるお寺さんを選んで電話した。

落ち着いた後、優月ちゃんに電話をした。

優月ちゃんは私と一緒に泣きながら
1時まで電話に付き合ってくれた。

電話を切った後は
ミルクの事を知っている方たちにメールをした。

その後は、どう過ごしたかは覚えてない。

朝が来るのが長かったことだけは覚えてる。


11月6日。

火葬の時間が13時なので、11時に家を出た。

途中、花を買った。
友達も一緒に来てくれた。

お寺さんに着くと係りの人が来て色々と準備をしてくれて
ミルクを違う場所に移して、花をいっぱい乗せた時

「この猫ちゃんはまだ若いでしょ?5歳くらい?」

と、お寺の方に聞かれたので

「18歳6ヶ月なんですよ。」

と答えると、凄く驚いていた。

「こんなに綺麗な猫ちゃんがいるなんて・・・
 とても愛情を注いでいたのですね。
 きっと今度は飼い主さんを見守ってくれますよ。」

その言葉が心を救ってくれたような気がして
泣き崩れてしまった。

その場で立っていられなくなるくらい号泣した。

ミルクの手を握って

「またね、またね。絶対に逢いに来てね。
 またママの子になってね。」

そう言い終わるとミルクが中に連れて行かれて
扉が閉まった。

その後、待合室で待っているように言われて
その場所を離れようとしたら
お寺の猫ちゃんがやってきて私の傍に座った。

ずっと扉を見つめて座っていたので

「ミルクちゃんを見守っていてくださいね。
 お願いします。」

と猫ちゃんに頼んで、その場を後にした。


一時間後。


ミルクはお骨となって出てきた。
とても真っ白な綺麗な骨。

「こんなに綺麗にお骨が残っているのは珍しいんですよ」

と言ってくれた。

喉仏をちゃんと見せてくれた。

小さな仏様が座っていて
それを見た時にホッとした。

ミルクのお骨を拾い終わるまで
お寺の猫ちゃんは見守っててくれた。

私が

「ありがとうね。ミルクちゃんも安心してるよ。
 本当にありがとうね。」

と言ったら、猫ちゃんはプイッと外を向いて寝てしまった。

本当に見守ってくれていたんだと思う・・・

その後、埋葬も済んで家に帰った。


少しずつミルクのオモチャや餌皿などを
片付けていかないと・・・
なんて思いながら、なかなか片付けられないでいた。


ミルクが亡くなってから3~4日後。


相変わらず眠れない状態だった私に
夜中、変な音が聞こえるようになった。

右からはラジオから男の人が喋っているような感じで聞こえて
左からは何故か?沖縄民謡のような曲が聞こえてきた。

最初、夜中に誰かが大きな音でラジオやテレビを点けているのかな?
なんて思ったけれど、その音は日に日に大きくなっていった。

自分で「ヤバイかも・・・」と思って医者に行ったら
大きなストレスによる「幻聴」らしい。

今はお薬を飲んでいるので
幻聴も聞こえず、ちゃんと眠れるようになりました。


そのあと、また食べられなくなったりしましたが
フクと出会えて、フクを育てているうちに
いつも通りの自分に戻れた気がします。

もしかしたらミルクがフクと出会わせてくれたのかも・・・
そんな気がします。


私からミルクにしてあげた事は何もないかもしれないけど
ミルクからしてもらった事・貰ったものは
たくさんあります。


ミルクちゃん
私と出逢ってくれて本当にありがとう。

時々、泣いてしまう事もあるけど
もう前を向いて歩いているから大丈夫だよ。

いつになるかわからないけど
ミルクちゃんの傍に行く日がきたら・・・

また抱っこさせてね。
ミルクちゃんのオデコにいっぱいキスをさせてね。
ミルクちゃんのにくきゅうをいっぱい触らせてね。
「髭遊び」いっぱいさせてね。
ミルクちゃんのお歌を歌わせてね。
ミルクちゃんのお腹に顔を埋めさせてね。

そして今度は私から2度と離れないでね。

もしかしたらその時はフクも一緒にいるかもしれないから
フクとも仲良くしてあげてね。

3人で仲良く暮らそうね。

ミルクちゃん、本当に本当にありがとう。

ずっとずっと大好きだからね。

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